どう動くのか。
- 2013.03.13 Wednesday
- 23:53
最近読んだ本の話。
<作品>
「砂漠」 伊坂幸太郎
<おもしろいなと思ったシーン>
「たとえばね、手負いの鹿が目の前にいるとしますよね。
脚折れて
襲われそ
涙を浮かべてこう言っ
『これが野生の厳しさですね。助けたいけれど、
それ
「正しいじゃんか」と鳥井が言う。
「助けりゃいいんですよ、そんなの。
何様なんですか、野生の何を
言い訳ですよ言い訳。自分が襲われたら、
拳銃
<感想>
おもしろいなって思い、声を出して笑いました。
彼の言い方がおかしくて。
「野生のルール」というのが弱肉強食を表しているとしたら、
人間は
チーターより強いことになりますよね
実際には、その道具を発明する知恵は、
私自身にはありませんが。
しかしどうですか、
もし襲われているのが自分ではなくても、
人間
そして自分が銃を持っていたら、
「助ける」のが
だからなにが言いたいかというのが、
自分でもよくわからないんです
「野生の何を知ってるんですか。」
というセリフに感動したんですけどね。
私が野生のなにを知っているというのだろうと。
自然の中で生きてもいないくせにねぇ。