平壌レストラン
- 2009.12.07 Monday
- 13:53
カンボジアのシェムリアップには、「平壌レストラン」というのがあって、
北朝鮮の人が経営しており、働いているのも北朝鮮の女の人です。
店員さんは、そりゃあもうきれいです。
ここに来るお客さんは、ほとんどが韓国人ですが、韓国人ではなくても、
お店で北朝鮮料理を食べて、喜び組み2軍(本当かどうかは知りません)と言われている、
彼女たちの歌や踊りを観ることができます。
ただし、ほとんどの店員さんは朝鮮語しか話せないので、注文がちょっとだけ大変かも。
英語が話せる店員さんは、一人二人くらい、います。
店員さんは、ウエイトレスもしつつ、歌い手も踊り子もこなします。
さっきまで料理を運んでくれていた女の人が、急に舞台に上がり、
歌を歌ったり、踊りを踊ったり。
そして、自分のパフォーマンスが終わると舞台から下り、お皿をさげにきてくれます。
不思議な光景。
店にいるお客さんはほとんどが韓国人で、年配の人です。
そして、朝鮮の歌や踊りを観て、泣いている人もいます。
泣きながら、北朝鮮の女の人と握手をし、言葉を交わす姿を見ていると、
「祖国統一」
という言葉が浮かんできて、こちらまで泣けてきます。
そして、韓国人のお客さんは、握手をする時、さりげなく、こっそり、
北朝鮮の女の人にチップを渡していますが、
きっとあれは没収されるんじゃないかなぁと、思ったり。
それが分かっているから、韓国人のお客さんもなるべくこっそり渡すのでしょうけどね。