ラスト・ウォリアー
- 2009.08.10 Monday
- 14:02
「ラスト・ウォリアー」という、タイの映画がある。
私の中では伝説の映画です。
いや、いい映画って意味じゃなくて(笑)
レンタルで借りたわけですが、DVDの裏にはこんな風に書かれていました。
STORY
アユタヤ王国の戦士クンペーンは、最大のライバルであるクンチャーンの策略により、最愛の妻ピムを奪われてしまう。行き場を失った彼は森に潜み、修行に没頭。馬術と剣術、そして特別な力=魔法に磨きをかける。だが、妻を取り戻そうと立ち上がる彼は、王の兵によって捕らえられ終身刑となり、監獄に閉じ込められてしまう。そんな中、世は戦乱の時代へ。国は分裂の危機に瀕する。敵勢との最大の戦いを前に窮地に追い込まれた王は、伝説の戦士クンペーンを呼び戻し、彼の力にすべてを託すのだった。
ラストサムライ・トロイに続く興奮と感動の史劇アクション超大作
感動のラストシーンに。あなたは必ず涙する!
もうね、ありえない。
観終わった後、改めてこのDVDの裏に書いてあった事を思い返して、
「あほーーー!!」って感じでした。
主人公のクンペーン、とてもひどい男です。女の人からみたら、よりそう感じるはず。
途中から、思いもよらない妖怪が登場します(笑)
カンボジアでも有名、というか誰でも知っているらしいですが「コーンクロッ」と言われる、
手のひらサイズの子供の妖怪(というかなんというか・・・)が出てきて、びっくりしました。
だってそんな話と思ってなかったから。
私が「えぇ!?何これ!?何この展開!?」と思い笑っているのに対して、
旦那さんはまったく驚く様子はなく、「これカンボジアにもいるよ」と普通に言っていました。
この妖怪の作り方がまたあまりにもひどい!
妊娠中の女性は見ないほうがいいです。
この子供の妖怪が強いのなんのって。
私はありえない話の展開の笑って観てましたが、
旦那さんは真剣に「本当にいるよ。まだ作れる人がいるよ」と言ってました。
最後なんてもう、妖怪大戦争みたいな感じだったし(笑)
そして物語と妻のピム的には主人公は許された感じになってましたが、
「物語とピムが許しても私は許さないぞ!」と強く思いました。
最初から黒魔術(?)の話だと書いてあればそれほど驚かなかったかもしれないけど、
「ラストサムライ・トロイ」とか書くから。
ほんと、生涯忘れられない、伝説の映画です。