私の多分、一番好きな俳句、有名ですが、
「夏草や 兵どもが 夢の跡」(松尾芭蕉)
松尾芭蕉のことをウィキペディアで検索してみたら、
「俳聖として世界的にも知られる、日本史上最高の俳諧師の一人である。」
と、そんな書かれ方で、あぁ、そんなにすごい人なんだなと思いました。
ところで、考えてみれば松尾芭蕉はバックパッカーですよね。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」
(月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎる年もまた旅人のようなものである。)
奥の細道の文章を、いつだったか、たしか中学校か高校の時の、
おじいちゃんかおばあちゃんの国語の先生にやたら暗記をさせられた
記憶があります。
「祇園精舎の鐘の声・・・・」とか、そういうのも、あの先生が好きだったんですねぇ。
今なら先生の気持ちがよくわかります。
あの頃は苦痛だったような気がしますが。
でも一度覚えると、なかなか忘れないものですねぇ。
今もちゃんと覚えているんですから。